アンティークの時計達を見てきた!すごい動いてる! 時の記念日?
先日、母の知り合いのご主人さんの展示会に顔を出した。
つきあい 兼 運転手として、ついて行く。
アンティーク時計の展示会。
みなさん、時の記念日とゆうのをご存知でしょうか?
恥ずかしながら私は知りませんでした。
6月10日がその、時の記念日
日本初の時計(水時計)が動いてそして鐘の音を響かせたその日が6月10日!
天智天皇(ご存知中大兄皇子)600年代後半くらいでしょうか。そして1920年(大正9年)に記念日として制定されたと、
時について考え、時間を大切に使いましょうみたいなことらしいです。
話は戻ります。このご主人、古い時計を修理するのが趣味だそうで、
ご本人はこの日の会場にはいらっしゃらず奥さんが会場を任されていた。
興味も特になく なんとなく見ていこうくらいに思っていたが、
目が覚めた!とんでもない!とても魅力のあるすばらしい展示会だった!!
まず目を引いたのがセンターに置かれた櫓時計!(ヤグラドケイ)
室町時代の終盤くらいに伝わってきたといわれる和時計。
これがカッチンカッチンと優雅に時を刻んでいた、
動いている!しかも時間で鐘の音が!チーンチーンと
お燐のような音色で大音量で鳴る!
もう何百年も前の時計なんですよ〜って奥さんがおっとりと解説。
う〜んすばらしい!見た感じさほど複雑ではなさそうな構造、
ゼンマイの代わりに重りがゆっくりと下がる仕組み。
これで鐘まで鳴らすか!すごいな〜。
他にもかわった時計がてんこ盛り。
振り子時計だが、振り子が時計上部についているもの。どうなってんの?
これは覗き込んでみたら、下から細いアームが伸びていて
それが上部の振り子の先っちょを、
ちょ〜んちょ〜んと触り揺らしていた。なので上部の振り子は機能的にではなく
実は見た目の遊び心なのではと思いました。
それから上部は時計、下部はカレンダー式のアンティーク時計
しかも曜日の表示もある!内部はどうなっているのだろう?
今でゆうクロノグラフのはしり?
表示窓が4つも付加された時計。
昭和初期かそれ以前のものがほとんどだとゆう。これにはまいった!
アンティークおそるべし!
しかし私が一番気に入り度肝を抜かれ、そして欲しいとまで思った
アンティーク時計が一つあった。次の写真がそれです。
これは、ほ、ほし〜い!!!
これ文字盤部分がデジタル?針ではなく回転式の文字表示で、
それがガシャコンッと回転して、数字がかわる!かっこいい〜!
この写真は2時46分、赤い文字部分が時間、黒文字が分。
これがガシャコンとなって
このギミック、しびれる〜!
あまりに気になったので、調べました
この時計が何者なのかなんとかわかりました。
大正の終わりから昭和初期にかけて製造されたもので、
ニュークロック製作所とゆう東京の下谷区のメーカのものらしいです。
八日巻なので、一週間の終わりくらいで、ネジ巻きしていたのでしょうね。
デジタル時間表示で、12時は0と表示されるようです。
ニュークロックの当時のカタログのナンバーは
NO.100番のS型と書いてありました。
寸法の表記も縦八寸横一尺一寸 センチではないところがまた味がありますね。
私が調べられたのはここまででした。
しかし今回はアンティーク時計にやられました。
大変面白く充実したものでした。
以上です。つたない文章お粗末様でした。